バットを選ぶ時は、「もっと遠くに飛ばしたい!」「もっと沢山ヒットを打ちたい!」などの目標を叶えてくれるバットを選びたいもの。
また、初めて野球を始めるお子さんの親御さんにとっては、「どんなバットを選んだら良いかわからない…」などのお悩みを抱えているかもしれません。
重さも長さもデザインも、さまざまな種類があるバット。
どのような基準で選んだら良いのでしょうか。
①バットの長さを決めましょう
バットの長さは、バットを地面に立てた時「足の付け根~おへそまで」の高さになるものにしましょう。
②バットのバランスを決めましょう
バットには、「重心が先端・中間・手元のどの位置にあるか」によって3つの種類に分かれています。
■トップバランス
バットの重心が先端にあります。
重心の範囲が狭いので、バット先端に重さを感じ、バットの遠心力で遠くへ飛ばすロングヒッター向けです。
バット全体の重さも重めになるので、振り切ることができるパワーがある人に向きます。
■ミドルバランス
バットの重心が中間にあります。
重心の範囲が広いので、操作性が高く、バットをコントロールしやすいです。
打率を上げたい人に向き、 選ぶ人が最も多い種類です。
■カウンターバランス
バットの重心が手元にあります。
一番軽く感じるバランスで、シャープなスイングをしたい人に向きます。流し打ちや、インコースに対応しやすく、短距離バッターに向いてきます。
重量バランスが手元に来るので、グリップがやや太めになる傾向があります。
③バットの素材を決めましょう
■アルミ素材
強度も強く、低価格です。
基本的にかなり軽めでスイングも早くなり、初心者の方におすすめですが、飛距離が出づらい傾向があります。
■超々ジュラルミン
硬い金属で反発力に優れ、バットのたわみでボールを飛ばす素材です。
重たいので、ある程度の筋力がなければ使いこなす事はできませんが、壊れにくく、飛距離が出る素材です。
■カーボン素材
軽い素材で、体の小さい子供でも使うことができます。
(一部の中学・リーグ、高校野球では使用不可能)
④バットの重さを決めましょう
重さは、片手で持って「やや重い」と思う重さがオススメ。
軽いバットは降りやすいですが、ボールの飛距離が出ません。自分が振り切れるギリギリの重さを選ぶことがポイントです。
自分にあったバット選びを!
硬式バットの寿命は、打撃回数15,000回~20,000回です。
これ以上になると反発が低下し、金属疲労で割れやすくなります。
「スポーツショップモスト」では、少年野球はもちろん、中高生、一般の方まで、お客様に合ったバット選びのお手伝いをさせていただきます。お気軽にお問合せ・ご来店くださいませ!