「今日買った新品のグローブで、今日の試合に出るぞ!」…とはいかないのことは、野球をしている人ならだれでも知っていること。
買ったばかりのシューズを履くと靴擦れができるように、グローブは手になじむまでに時間がかかります。
そんな時、いち早く自分の手になじませ、試合で使えるようにするのが「型付け」。自分の手に合わせてグローブを捕球しやすい形に整えることです。
「型付け」の方法にはいくつかあり、リペアマンによってやりかたは様々ですが、そのうちの一つに「スチーム加工」があります。
専用の蒸し器にグローブを入れ、蒸気の力でグローブの皮を柔らかくしたのち、型をつけるという方法です。
スチーム型付けのメリット
①グローブがすぐに使えるようになる
新品のグローブは、何と言っても硬いです。良い素材で出来ているものほど硬いと言われるほど。
キャッチボールもままならない状態のグローブを、自力で柔らかくするのは困難ですし、上手にできない可能性があります。
スチーム加工の大きなメリットは、一早く練習や試合で使えるようになるということです。
②しっかりしたポケットができる
スチーム加工をすることで、グローブの手のひらに「ポケット」を作ることができます。ボールを捕球するスペースが作られるので、圧倒的に使いやすくなります。
③万が一気に入らなくても修正しやすい
スチーム加工は、湯もみ型付けほどグローブがが柔らかくなりません。万が一型付けが気に入らなかった場合、修正を行いやすい傾向があります。
スチーム型付けのデメリット
①シミが残る可能性がある
グローブの種類によっては、シミができやすいものがあります。使い込んでいけば他の部分も汚れていくので気にならなくなるとは思いますが、新品のグローブにいきなりシミができてしまうと、ちょっとガッカリかも。
②紐が切れやすくなる
スチーム器に入れる前の準備をしっかり行っていないと、グローブの革紐がパリパリになってヒビが入りやすくなります。最悪の場合、切れてしまうことも。
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③型付けがイマイチの時がある
グローブの型付けは、リペアマン(型付けの作業をする人)の力量に大きく左右されます。
型付けを依頼する時は、確かな技術があり、誠実で感性豊かなリペアマンを選ぶことが大切!スチーム加工はメリットも多いですが、リペアマンを間違えるとせっかくの新品のグラブが台無しになってしまうことも…。
型付けは、信頼できるショップで行いましょう!
グローブの型付けは、リペアマン(型付けの作業をする人)の力量に大きく左右されます。大型ショップなどは、「マニュアル通り」に加工する店員さんが多いことも…。
型付けは、しっかりした技術を持ったリペアマンがいるショップに依頼することが大切です!
埼玉県飯能市のスポーツショップ「モスト」では、圧倒的な技術を持ったエキスパートリペアマンが、あなたのグローブのメンテナンスをします。
スチーム型付けの際は、スチームにかける前のローションや専用の袋を使用することで保湿を行い、シミ、へたり、革の強度の減少などを防ぎます。
革の硬さも、お客様の柔らかさの好みに合わせてスチームの時間や温度を調整し、スチーム加工に伴うデメリットをケアしています。