運動不足解消のため、美容のためなど、ポジティブな目的で始めたウォーキング。
それなのに、膝の痛みが出てしまうとせっかくのやる気も失せてしまいますよね。
「膝の痛み」と言っても、二つの種類に分かれます。
- 膝を強くぶつけた、など理由がはっきりしている痛み
- 理由がはっきり分からない痛み
それぞれ、「左右の膝の大きさが違う」「歩くのもままならないくらい痛い」「膝がグラグラする感じがある」といった症状の場合、専門医師への受診が必要です。
ここでは、痛みが慢性化してウォーキング時に痛みが気になる、という症状の場合についての対処方法をご紹介します。
慢性化する膝の痛みの原因は?
慢性化する膝の痛みには、いくつかの原因が考えられます。
①加齢
年齢を重ねることで膝周りの筋肉が落ちたり、膝関節の軟骨がすり減ったりすることで膝に大きな負担がかかり、炎症が起きることがあります。
ある程度の運動は必要ですが、膝に極端な負荷がかかる日常動作
- 和式トイレの利用
- 重いものを持ち上げる
- 長時間の正座
などは避けたほうが良いでしょう。
②肥満
体重が1キロ増えると、歩行時の膝への負担は3キロ増すと言われています。
膝への負荷は軟骨がする減ることにもつながり、炎症を招く可能性があります。
適正体重を上回っている場合、食事の見直しや運動などで体重を落とすことも膝の痛みのケアにつながります。
③運動不足
運動不足によって膝周りの筋肉が落ち、膝の関節軟骨に大きな負担がかかっている可能性があります。
膝が痛いと運動から遠ざかってしまいがちですが、痛みがある個所を避け、腸腰筋(お腹の奥の筋肉)やハムストリングス(もも裏の筋肉)など体を支える筋肉を鍛えると、膝への負担をサポートすることができます。
水中運動なども、膝への負担が少なくおすすめです。
④運動過多
テニスなど膝に負担がかかるスポーツの場合、運動のしすぎで膝の痛みが出ている可能性もあります。
運動直後は、アイシングなどをして痛みの出てしまった個所を冷やすのが良いでしょう。
また、運動を始める前にしっかりとストレッチやウォームアップをすることも大事です。
インソールで骨格をケアし、快適な歩行を!
膝の痛みは、足の裏のアーチを整えることでケアすることもできます。
足の裏は平らではなく、親指側のアーチ、小指側のアーチ、そして親指から小指にかけての横アーチと3つのアーチがあり、これらが「橋」のようになって体重を支えています。
このアーチが下がると「偏平足」と呼ばれ、膝の痛みだけではなく、腰の痛み、肩こり、外反母趾など全身のトラブルにもつながります。
このアーチは、インソールを変えることでケアすることができます。
インソールとは、靴の中に入れる中敷きのこと。
靴に元々入っている平べったいインソールを、アーチを支えるインソールに変えることで、全身の骨格を整え、正しい姿勢や歩行に導いてくれるのです。
しかし足の特徴は人それぞれで、全員が同じインソールを入れればよいというわけではありません。
そこでスポーツショップモストでは、「足底面圧測定器」を導入。
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