これまで日本高校野球連盟により「公式戦のスパイクは黒」と決められていましたが、2020年3月20日より白スパイクが使用可能になりました。
理由は熱中症対策
その理由は、熱中症対策です。
真夏のグラウンド表面は60度にまで達し、体感温度は45度になると言われています。
光を多く吸収し高温になりやすい黒に比べて、白いスパイクを解禁することで足元が高温になるのを防ぐのです。
新ルールは二年間は移行期間で、チーム内でも黒スパイク・白スパイクどちらも履くことができます。
ミズノの調査による驚きの結果
ミズノ独自の調査によると
- 日時:8月27日 10時半~16時半
- 場所:MC横テニスコート脇の人工芝上
- 天候:晴れ、最高温度32度
- 方法:熱伝対をアッパーバンプ部とインソール前足部に固定し、1分毎に温度を測定
という条件の下で黒スパイクと白スパイクの温度調査を行ったところ、表面・内面ともに約10度の温度差があったということです。
①シューズ内部の温度
- 黒スパイク…最高約53℃
- 白スパイク…最高約43℃
②シューズ表面の温度
- 黒スパイク…最高約70℃
- 白スパイク…最高約50℃
画像参考:https://www.mizuno.jp/baseball/products/shirosupa/
ミズノは白スパイクを「白スパ」として大々的にアピールし、新商品を発売しています。
モストでも販売中!「白スパ」
■ミズノ社:プライムバディ
初めてでも思い通りの動きに近づける柔らかさ。
軽量感抜群のメッシュの履き口で、蒸れを防ぎます。
動きにキレを生むインソールは、選手の高パフォーマンスを助けてくれます。
■SSK社:グローロード
SSKのブロックソールには、疲れにくく、負担が少ない秘密が隠されています。
他のブロックソールと比べてブロック数が多く、グリップ力・ブレーキ力がとても強いスパイクです。
さらに足の中落を防ぐためにシャンク部にアーチがかかっており、足にやさしい工夫が施されています。
■アシックス社:ネオリバイブ
軽量で足にやさしいハイブリッドソール採用しており、爽快な履き心地のスパイクです。